バンドの全てが詰まったエモーショナルな表明
2024年2月に彗星の如く現れ日本のSNSで大ブレイク、
そのわずか1ヶ月後にフジロックに抜擢されたシカゴのバンド
Frikoのデビューアルバム「Where We’ve Been, Where We Go from Here」の
オープニングトラック「Where We’ve Been」

Twenty years spent above this place
You can smell the iron from the room
And the train was running through the window
Carrying a pillow
So I could lay my head down onto you
この場所で過ごした20年
部屋から鉄の匂いがする
窓越しに走る列車が枕を運んでいた
だから僕は君に頭を預けられた
Dirty drawers and an awful stench
A stomach made of stick and glue
A fortress built between the four rooms
Huddled in a dorm room
You took it out of me
汚れた引き出しとひどい匂い
棒と糊でできたような内臓
4つの部屋の間に建てられた要塞
寄り添った病室の部屋
君は僕をそこから引きずり出してくれた
And your teeth hurt more than, than the day before
It’s time to get another job
Four feet between a wall and window
Will make your wife a widow
So throw your arms around me
そして君の歯は以前よりより痛む
他の仕事を見つける時が来たようだ
壁と窓との間の4フィートが
君の妻を未亡人にする
だから僕を抱きしめて
Now I don’t know where we go from here
I spent one year and I gave it up
A sickness that brought you to your parents
A lifе of only errands will make a fool out of ya
これからどこへ行くのかわからない
1年耐えたけど諦めたよ
君を君の両親の元へ旅出させた病
使い走りだけの人生は君を笑いものにするだけだ
The truth is hard to bear
So we’ll be waiting here ‘til sundown
Seems it only comes now
When we’re staring away from it
Na-na-na, na-na, na-na-na-na
Na-na-na, na-na, na-na-na-na-na-na
真実は耐え難い
だから僕たちは日没まで待ち続ける
そこから目をそらしているときにしか
そいつはやって来ない
Four feet between a wall and window
Will make your wife a widow
So throw your arms around me
壁と窓との間の4フィートが
君の妻を未亡人にする
だから僕を抱きしめて
Where we’ve been, where we go from here
Take your weight and throw your arms around me
僕たちはどこにいたのか、これからどこへ行くのか
君の重荷を僕に預けて、僕を抱きしめて
Where we’ve been, where we go from here
I let it all slip away
It’s 2 AM in the morning
Running ‘til the dawn, it
Takes the breath out of me
僕たちはどこにいたのか、これからどこへ行くのか
僕は全てを手放してしまった
早朝の午前2時
夜明けまで走り続けて
僕は息をのむ
dorm room:いくつかのベッドを含んでいる大きな睡眠用の部屋で一般的には「寮」ですが、歌詞全体を見る限り戦争であれば「宿舎」病院であれば「病室」かと。
Takes the breath out of me:「息を奪われる」の方が近いものの最後は希望を持たせたく「breath away」の意味も込めてみましたが、違っているかも・・?
これは難しかったです。壁と窓との間の4フィート・・・?
戦争か病かで大事な友を失った過去を嘆いているようでもありながら
最後には希望のようなものも感じ取れます。
デビューしたばかりのバンドで背景もわからず、
インタビューでも歌詞に触れているものはありませんでした。
ただアルバムの1曲目を飾るこの曲がバンドにとって重要な作品であることは
Rolling Stone紙のインタビューからわかります。
オープニングを「Where We’ve Been」にしようっていうのはバンドの全てがあの曲に詰まってるからって。あの曲には、ものすごくリアルで迫ってくるものがあるし。(中略)自分たちが世界に向けて放つステートメントとして、冒頭に結論を持ってくることで、このアルバムの続きを聴くか、そもそもナシなのか、今ここで決めてくれ、っていう意思表示の意味を込めて。
2024年のフジロックではなんといちばん大きなグリーンステージに抜擢!
大きなドラマを見せてくれそうな彼らに期待です・・!
