Drunk Surfer – Westside Cowboy (2025)

君と僕の体の骨全部が怖い

イギリス・マンチェスターのロックバンドWestside CowboyのデビューEP『This Better Be Something Great』より『Drunk Surfer』

Late nights with the person you made me
Wrapped up in the pavement is the person who I was
And if the lights could move more than they do already
Make my movement steady, turn my heels to stone

君が作った僕と共に夜更かしをする
舗道に埋もれているのはかつての僕
もし光が今よりもっと速くなれるなら
僕の足取りを安定させて、踵を石に変えて

And we can dance and pretend like it’s good for us
While razors line the skirting boards and the door is boarded up
For a good time, we can wonder what it’s like on the greener side
As the water runs dry

僕らは踊れるし、それが僕らにとっていいことだってふりもできる
その間、床板の縁にはカミソリが並べられ、ドアは板で塞がれている
楽しく過ごすため、隣の芝生がどんなものか想像してみることもできる
水が干上がっていく間に

You’re scaring me now
You’re scaring me now
You and every bone in my body
Looks for the quickest way out

今、君が怖い
今、君が怖い
君と僕の体の骨全部も
いちばん早い逃げ道を探してる

Late nights with the person you made me
Wrapped in newspaper is the person who I was
And if the lights could move, well, they would do that already
Make my movement steady, turn my heels to stone

君が作った僕と共に夜更かしをする
新聞に包まれているのはかつての僕
もし光が今よりもっと速くなれるなら
僕の足取りを安定させて、踵を石に変えて

And we can dance and pretend like it’s good for us
While razors line the skirting boards and the door is boarded up
For a good time, we can wonder what it’s like on the greener side
As the water runs dry

僕らは踊れるし、それが僕らにとっていいことだってふりもできる
その間、床板の縁にはカミソリが並べられ、ドアは板で塞がれている
楽しく過ごすため、隣の芝生がどんなものか想像してみることもできる
水が干上がっていく間に

You’re scaring me now
You’re scaring me now
You and every bone in my body
Looks for the quickest way out

今、君が怖い
今、君が怖い
君と僕の体の骨全部も
いちばん早い逃げ道を探してる

You and every bone in my body
You and every bone in my
You and every bone in my body
You and every bone in my

君と僕の体の骨全部も
君と僕の骨全部も
君と僕の体の骨全部も
君と僕の骨全部も

https://genius.com/Westside-cowboy-drunk-surfer-lyrics

wrap up:包む、くるまる
pavement:舗装道路、舗道、舗装、敷石
steady:安定した、揺るぎない、確固とした
line:並ぶ
skirting board:幅木(床と壁の接する部分に取り付けられる帯状の部材)
board up:板でふさぐ
the greener side:英語の慣用句「The grass is always greener on the other side.」の一部として使われる表現で、日本語の「隣の芝生は青い」と同じ意味
I wonder + 5W1H:~だろう、~かな、〜はどうだろう
参照:【ディズニー映画】『アラジン』から学ぶ英会話 No.10 “I wonder”の便利な使い方
run dry:水がなくなる、〔資源などを〕使い尽くす、〔資源・資金・アイデアなどが〕枯渇する
way out:出口

2025年のGlastonbury Festivalに出演、Black Country, New RoadやBlondshell, Geeseともツアーを行い、2026年8月には待望の1st Albumも発売される予定の、今大注目のバンド。

音楽性と歌詞は、親しみやすさと不穏さ/胸を掻きむしられるような感情が同時に存在している不思議さがあります。(Chorus前で一瞬演奏が止まるところにもハッとします。)


日本の音楽メディア「ORM」でのインタビューでは、バンドの音楽性について次のように語っています。

「Britannicana(ブリタニカーナ)」という方向性について。ルーツにスキッフルというジャンルがあると聞いたのですが、これはどんなものですか。

Jimmy:スキッフルは、イギリス版の初期ロックンロールのようなもので、1950年代にLonnie Donegaという人物らが広めた、リズム&ブルースとフォークの融合みたいな感じかな。

Paddy:当時のイギリスはアメリカからの楽器の輸入制限があって、エレキギターが手に入りづらかった。だから、バケツやほうき、洗濯板などを楽器にして演奏していたんだ。

Jiimmy:その意味では「DIYシーンの原点」と言えるかもね。僕らの音はスキッフルそのものではないけれど、その “誰でも参加できる、家にあるもので作る” という精神性は取り入れているように思う。

またロンドンの音楽メディアThe Line of Best Fitでは身近で飾らない歌詞について次のようにも語っています。

“We write about the stuff we know. We’re not dancing around maypoles,” they laugh. “But we like the idea that if a lyric’s specific enough to latch onto, but vague enough to be open, then it’s working.”

「僕たちは、自分たちが知っていることについて書くんだ。メイポールの周りで踊ったりはしないよ」と彼らは笑いながら言う。「でも、歌詞がつかみどころを感じられるくらいには具体的でありながら、解釈の余地を残すほど曖昧であれば、それはうまくいっているんだと思うんだ。」

親しみやすいバンドサウンドながら聴く人にとって広い解釈の余地を残す歌詞は、2024年に日本からブレイクしたFrikoも彷彿とさせます。一刻も早い初来日を期待したいです!

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